世界最大のビジネス誌フォーチュン(Fortune)誌恒例の企業ランキングのうち、‘世界で最も称される企業(World’s Most Admired Companies)’部門の最新(2018年)調査結果が発表されました。
ランキングは以下の通りです。
順位 | 企業名 | 業種 | 2017年順位 |
1 | Apple(アップル) | コンピューター | 1 |
2 | Amazon(アマゾン) | インターネットサービス、小売り | 2 |
3 | Alphabet (=Google)(グーグル) | インターネットサービス、小売り | 6 |
4 | Berkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ) | 保険 | 4 |
5 | Starbucks(スターバックス) | フードサービス | 3 |
6 | Walt Disney(ウォルト・ディズニー) | エンターテインメント | 5 |
7 | Microsoft(マイクロソフト) | コンピューターソフトウェア | 10 |
8 | Southwest Airlines(サウスウェスト航空) | 航空 | 8 |
9 | FedEx(フェデックス) | 貨物輸送 | 11 |
10 | JP Morgan Chase(JPモルガン・チェイス) | 金融 | 22 |
11位以降にランクインした小売関連の主要企業は以下の通りです。
順位 | 企業名 | 業種 | 2017年順位 |
13 | Costco(コストコ) | 特殊小売 | 15 |
22 | Home Depot(ホームデポ) | 特殊小売 | 32 |
26 | Walmart(ウォルマート) | 一般小売 | 42 |
28 | Nordstrom(ノードストロム) | 一般小売 | 18 |
38 | Target(ターゲット) | 一般小売 | 44 |
39 | CVS Health(CVSヘルス) | ヘルスケア | 45 |
選考方法は例年通りで、対象となるのは、指定の52業界に属する企業のうち、全米の売り上げ上位1,000社と、100億ドル以上の売上を上げているアメリカ以外の企業500社です。その中から、それぞれの業界の上位企業が全29か国680社まで絞りこまれ、各業界のエグゼティブや証券アナリストたちによる投票で順位が決められました。
実際の集約は、グローバルコンサルタント企業であるコーンフェリーグループ(Korn Ferry)とフォーチュン誌の共同により行われており、選定の基準は以下の9項目です。
1位のApple社はこれで11年連続の1位となりました。
2位のAmazonは2年連続での2位となっております。
2018年の発表の中で目立ったところでは、Home Depot(ホームデポ)とWalmart(ウォルマート)が昨年から大きく順位を伸ばし、逆にNordstrom(ノードストム)が大きく順位を落としているところです。やはり企業の業績は、その企業に対する評価にダイレクトに反映されているようです。
また、昨年28位のWhole Foods Market(ホールフーズ)が今年ランクインしていないのは、アマゾンによる買収により対象から外れたのか、あるいはランク外に落ちたのかは明示されておりません。
今後もフォーチュンからは、「働きがいのある企業ランキング – Best Companies to work for」が発表される予定ですので、
改めてメールマガジンでご紹介したいと思います。
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