流通・小売トレンドピックアップ 

ウォルマートが新PB商品を発表

ウォルマートが新PB商品を発表(5/1)


ウォルマート(Walmart)が新たなPB食料品を発表しました。

名称は「bettergoods」で、冷凍食品、乳製品、スナック、飲料、パスタ、スープ、コーヒー、チョコレートなど約300の食料品アイテムが含まれるということです。

ウォルマートにとって過去20年間で最大規模のPBラインとなり、プライスレンジは2ドル~15ドルですが、殆どの商品が5ドル未満に設定されています。

特徴は①植物由来 ②調理体験 ③~を含まない(フリーフロム)の3点で、人工香料、着色料等食品添加物を一切使用せず、グルテンフリー、抗生物質フリーの食材で、健康的且つ調理を楽しめる商品ラインということです。

 

※以下写真はウォルマートHPからの抜粋ですので、取り扱いにご注意ください。

 
 
 

子供の健康維持に最適な州は?

子供の健康維持に最適な州は?(4/25)


今回は流通小売りとは少し違ったテーマとなりますが、個人向け金融サイト大手のウォレットハブ(Wallethub)社が先ごろ発表した「アメリカで子供の健康管理・維持に最も適した州」という内容のレポートを公開しているのでご案内します。

このレポートによるとアメリカ50州+ワシントンDCの中で、最も子供の健康管理・維持に適した州と不適切な州は以下の通りでした。

子供の健康管理に最適な州

子供の健康管理のための最悪の州

1. マサチューセッツ州

42. ウェストバージニア州

2. バーモント州

43. ルイジアナ州

3. ロードアイランド州

44. アリゾナ州

4. ニュージャージー州

45. メイン州

5. ハワイ州

46. アーカンソー州

6. ニューヨーク州

47. アラスカ州

7. ペンシルベニア州

48. オクラホマ州

8. メリーランド州

49. テキサス州

9.コロンビア特別区

50. ワイオミング州

10. コネチカット州

51. ミシシッピ州

今回の分析結果の背景となったポイントをいくつかピックアップしました。

・マサチューセッツ州は、0歳から18歳までの無保険の子供の割合が最も低く、最も高いテキサス州は7.8倍

・ロードアイランド州は、0歳から17歳までの子供のうち、不当に高額な医療費の割合が最も低く、最も高いテキサス州は3倍

・コロンビア特別区は、住民10万人あたりの小児科医が最も多く、最も少ないオクラホマ州の25.4倍

・ニューハンプシャー州は、10歳から17歳の肥満の子供の割合が最も低く、最も高いミシシッピ州は2.3倍

今回トップになったマサチューセッツ州が子供の健康に最も適した州ということで、過去1年間に医療と歯科予防の両方の受診をした子供の割合が最も高く、乳児死亡率が一番低かったということです。

 
 
 

アメリカで最もサステナブルな食品小売り企業は?

アメリカで最もサステナブルな食品小売り企業は?(4/18)


アメリカの小売業界誌大手のプログレッシブ・グローサーズ(Progressive Grocers)が、アメリカで最もサステナブルな食品小売企業トップ10ランキングを発表しました。

今回はそのトップ10に選ばれた企業名のみご紹介します。

 

順位 企業名

1 アホールド・デレーズ(Ahold Delhaize USA)

2 アルディ(Aldi)

3 ジャイアント・イーグル(Giant Eagle)

4 マイヤー(Meijer)

5 PCCコミュニティ・マーケット(PCC Community Markets)

6 スパルタン・ナッシュ(SpartanNash)

7 スライブ・マーケット(Thrive Market)

8 トップス・マーケット(Tops Markets LLC)

9 ウェグマンズ(Wegmans Food Markets)

10 ホールフーズ(Whole Foods Market

 

日本ではなかなか知られていない企業もランクインしておりますが、それぞれの企業のサステナブルな取り組み内容については次回の当社メールマガジンにてまとめていきたいと思います。

 
 
 

アマゾンがJust Walk Outシステム開発中止を発表

アマゾンがJust Walk Outシステム開発中止を発表(4/3)


アマゾンが独自開発し、アマゾンゴーやアマゾンフレッシュ等の店舗で採用してきたJust Walk Out(JWO)システムの開発を中止すると発表しました。 人工知能を活用して、買い物客が商品を手に取りレジを通ることなくそのまま退店することで、自動的に精算まで完了するというシステムですが、買い物中にリアルタイムでレシートを確認したり、どのくらいお得に買い物ができているのか等が分からないのが不便である等多くの意見が顧客から寄せられているとのこと。

こういった顧客からの要望に応えるため、JWOシステムの更なる開発を続けることではなく、すでに導入が進められているAI技術搭載のダッシュカートと呼ばれるスマートカートに注力していくということです。

ダッシュカートでの買い物は、レジに並ばずに買い物が完了することに加え、リアルタイムでのレシート確認やクーポンの利用などが可能となっているため、今後はダッシュカートの開発と店舗導入に集中する見込みです。

今後このJWOは既存のアマゾンフレッシュ店舗での利用も削減していく意向ですが、アマゾンゴー店舗での利用は引き続き可能となるようです。 また、英国のアマゾンゴーおよびアマゾンフレッシュ店舗でのJWO利用に変更はない予定とのこと。JWO技術は今後サードパーティによる利用が中心となる予定です。

因みに今年1月にジョージア州サバンナの病院でJWOが導入されている他に、アメリカ、英国、オーストラリア、カナダの空港、スタジアム、大学のキャンパス、食料品店やコンビニエンスストア、テーマパーク、カフェなど120以上のサードパーティ施設に導入されています。

 
 
 

フード・ライオンの省エネ対策

フード・ライオンの省エネ対策(3/27)


ノースカロライナ州を拠点に南東部と中部10州で約1,100店舗を展開しているリージョナルチェーン大手のフード・ライオン(Food Lion)が、23年連続で「エネルギースター年間パートナー賞-Energy Star Partner of the Year」を受賞しました。

この賞は米国環境保護省(EPA)とエネルギー省(DOE)が、消費電力の削減に取り組み成果を上げている企業や、エネルギー効率に優れた製品や建築物等を対象に毎年表彰しているものです。

フード・ライオンは、省エネに積極的に取り組むことで23年連続で受賞した唯一の企業です。

2015年から店舗内の照明のLED化に取り組み、現在全店舗の95%が持続可能な照明の導入を完了しており、これまでに8億9,200万キロワットの節約を達成したということです。

2,000年以降のエネルギー使用量の削減は、123,114世帯の年間電力使用量のCO2排出量に相当するということで、これは769億台のスマートフォンの充電に相当します。

 
 
 

リドルがガーデンセンター併設店舗を拡大

リドルがガーデンセンター併設店舗を拡大(3/27)


ドイツ発ハード・ディスカウントチェーン大手のリドル(Lidl)は、アメリカ国内で約170店舗を展開してますが、屋外ガーデンセンターを併設したフォーマットの店舗を急速に拡大すると発表しました。

3月27日から5月28日にかけて、9つの州(ジョージア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、バージニア州、メリーランド州、デラウェア州、ペンシルベニア州、ニュージャージー州およびニューヨーク州)の76店舗をガーデンセンター併設店舗に改装するということです。

地元の栽培農家と提携し、一年生植物、多年生植物、食用植物やガーデン用品等を取り扱うということです

 
 
 
 

ファミリーダラー600店舗を閉店

ファミリーダラー600店舗を閉店(3/14)


ダラーショップ大手のダラーツリーは、傘下のファミリーダラー事業の抜本的な見直しを図り、2024年度上半期中に業績不振のファミリーダラー店舗を特定し、約600店舗の閉鎖する予定であると発表しました。

それ以外にも、リース期間が満了する370のファミリーダラー店舗と30のダラーツリー店舗も閉鎖予定で、トータルで1,000店舗の閉鎖となります。

ファミリーダラーは2015年にダラーツリーに買収され、2024年2月末時点で約8,450店舗を展開してます。

2月3日に終了した四半期の純損失が17億1,000万ドルに上ったことが今回の大規模閉店の最大の要因です。

 
 
 
 

アルディが2028年末までに800店舗を出店予定

アルディが2028年末までに800店舗を出店予定(3/8)


アメリカ38州で約2,300店舗を展開しているドイツ発ハード・ディスカウントチェーン大手のアルディ(Aldi)は、2028年末までに新たに800店舗を出店すると発表しました。

この800店舗の追加という大規模の5ヵ年計画に90億ドル以上の投資をする予定で、特に北東部と中西部での存在感を強化したいということで、このエリアで約330店舗を追加予定です。

更にカリフォルニア州とアリゾナ州でも店舗拡大をして行くということです。

また昨年8月に当トレンドピックアップでもご紹介した通り(8月17日付 アルディが大規模買収を発表 / http://www.ryutsu-shisatsu.com/16922372965302)、サウスイースタン・グローサーズ傘下のウィンディキシー、ハーベイズの約400店舗の買収で合意しており、その手続きもほぼ完了したようです。

アルディの店舗では、一般的なスーパーマーケットよりも約40%安い買い物ができるということで、全米各地からアルディへの出店要請が続いているということです。

 
 
 
 

ホールフーズが新フォーマット小型店舗をオープン予定

ホールフーズが新フォーマット小型店舗をオープン予定(3/5)


アマゾン傘下のオーガニック食品小売りチェーン大手のホールフーズが、今年の秋に新しい小型フォーマットの店舗「ホールフーズ・デイリーマーケット(Whole Foods Daily Market)」をニューヨーク・マンハッタンのアッパーイーストサイドの1175 Third Ave(Upper East Side of Manhattan at 1175 Third Ave.)にオープンすると発表しました。

この店舗を含め、すでにニューヨーク市内5か所に新フォーマット店舗用の用地との契約を済ませているということです。

新フォーマット店舗は、従来のホールフーズ店舗の平均3,700㎡の半分から4分の1で、650㎡~1,300㎡のサイズになるようですが、アマゾン独自の手のひら認証によるショッピングと決済が可能なアマゾン・ワンの他、セルフチェックアウトと通常のレジが設置されるということです。

ホールフーズは2015年から2019年まで同様に小型フォーマットの店舗である365 by Whole Foods Marketを展開しておりました。

独自ブランドの365をメインとしてそれまでのホールフーズよりも低価格を売りに12店舗まで拡大しましたが、アマゾン傘下となったホールフーズも同時に低価格を目指す方向に舵を切ったことで、小型店舗の365 by Whole Foods Marketは一旦終了となっておりました。

ホール・フーズ・デイリーマーケットは今後ニューヨークだけでなく他の都市への拡大も視野に入れているということです。

 
 
 
 

2023年PBが記録的拡大

2023年PBが記録的拡大(2/29)


プライベート・ブランド(PB)の製造者協会であるPLMA(The Private Label Manufacturers Association)の最新のレポートによると、2023年アメリカの小売市場におけるPBの売上が前年比で4.7%増(101億ドル増)の2,360億ドルを記録したということです。

一方でナショナル・ブランド(NB)は前年比3.4%増でした。
コロナ前の2019年と比べると、売上は34%増の602億ドル増となりました。

カテゴリー別で最も売上が伸びたのはビューティ部門で10.5%増で、一般食品全般10%増、飲料8.9%増、ホームケア用品8.7%増、冷凍食品4.4%増が続いてます。

最新のアメリカ小売市場おけるPBシェアは、金額ベースで18.9%、ユニットベースで20.7%となりました。

 
 
 
 

英国小売店の店員への犯罪が急増

英国小売店の店員への犯罪が急増(2/15)


世界中の小売店舗における犯罪はここ数年大きな問題となっていますが、英国でも小売店舗における店員に対する犯罪が2023年度は前年比で50%も急増したというデータが発表されました。…続きを読む

 

ウォルマートが実店舗拡大

ウォルマートが実店舗拡大(2/7)


現在アメリカ国内では約4,600店舗を展開しているウォルマートですが2021年以降は実店舗の新規出店を控え、オンライン対応に注力してきました。…続きを読む

 

ウォルマート世界規模の強さ

ウォルマート世界規模の強さ(1/24)


現在アメリカ国内で4,616店舗を展開しているウォルマートですが、国外でもカナダ、中国、メキシコ、インド、南アフリカ等で5,294店舗を展開しており、eコマースサイトのみの国を含めると世界19か国で店舗およびeコマースを展開しています。…続きを読む

 

クローガーのアルバートソンズ買収の現状

クローガーのアルバートソンズ買収の現状(1/22)


2022年10月に246億ドルでクローガーがアルバートソンズを買収することで合意したというニュースが発表され、2024年早々にも買収取引が完了予定ということでしたが、現時点で連邦取引委員会の承認待ちの状態が続いており、
…続きを読む

 

ノードストロムがオフプライス店舗を拡大中

ノードストロムがオフプライス店舗を拡大中(1/12)


100年以上の歴史を持つアメリカ最大の老舗百貨店チェーンのノードストロム(Nordstrom)オフプライス業態として運営しているノードストロム・ラック(Nordstrom Rack)ですが、2023年末時点で258店舗となっており、前年同時期から16店舗増えてました。…続きを読む

ブリストル・ファームの新コンセプト店舗が閉店

ブリストル・ファームの新コンセプト店舗が閉店(1/10)


2022年3月にカリフォルニア州アーバインにあるアーバイン・スペクトラム・センターにオープンしたBristol Farms Newfound Marketが今年2月上旬で閉店すると発表されました。…続きを読む

 

ご相談・お問い合わせ

03-6261-3563

イオンコンパス株式会社 
関東営業部

営業時間:10:00〜17:00
(土日祝は除く)