1.多くはSuburban Area(郊外地域)に立地
2.計画的に開発された施設で自然発生的な商店街とは異なります
3.全体が統一された経営政策で運営されています
4.比較購買が可能であるように業種毎に2店舗以上あります
5.広域あるいは集客数が見込める核店舗があります
6.敷地内に駐車場を有しています
7.ディペロッパー(開発業者)が選んだ店舗が指定の場所と面積で営業しています
略称 | 名称 | 建物形態 |
RSC | Regional Shopping Center=リージョナル(広域)型ショッピングセンター | エンクローズドモールオープン |
CSC | Community Shopping Center=コミュニティ(地域)型ショッピングセンター | モールオープン |
NSC | Neighborhood Shopping Center=ネイバーフッド(近隣)型ショッピングセンター | モール |
略称 | 面積 | 商圏 | 専門店数 |
RSC | 敷地70,000坪 店舗20,000坪 | 12-25万人 | 50-150 |
CSC | 敷地70,000坪 店舗20,000坪 | 12-25万人 | 20-40 |
NSC | 敷地7,000坪 店舗1,500坪 | 2-3万人 | 10-30 |
アンカー(核)店舗 | 駐車場 | トレンド |
Dept.GMS | 3,000以上 | 衰退 |
DS・SM | 1,000 | 飽和 |
SM・Dg.S | 300 | 隆盛 |
屋根つき空調つきのモールでSCの代名詞となっているスタイル。米国では戦後出現しました。
1960年代から80年代まで隆盛を極めモータリセーションと土地が安価なこともあり、郊外に立地創造を行い商業施設の郊外化に拍車をかけました。
店舗はこのモールに面しています。シアーズ、JCペニーなどのGMS、メイシー、ノードストロームなどの百貨店が核になりGMSが発展しました。
80年よりオープンモールの出現におよび衰退の基調となりました。米国では殆ど新規開設はありません。日本ではイオンのRSCがピークとなっています。
通常はモールに屋根がない形式のSCを指しますが、最近は屋根つきもあります。平屋建てで店舗の前に駐車できるスタイル。NSCはすべてこのスタイルです。
80年代より出現しウォルマートなどのDS、カテゴリーキラーなどを核として発展しました。日本では90年半ばより出現し現在では多く出店されるに到っています。
ディスカウンティングフォーマットの店舗やファクトリーアウトレットを加えたSC、通常はオープンモールです。80年代より出現し米国SCの主流となりました。
ナショナルブランドを20-70%引きで売る店舗が集まったSC。アウトレットとは排水口の事でアウトレットストアーは過剰生産品、売れ残り品、B級品の処分を目的とするものでしたが、最近ではアウトレット専用の商品が作られており、メーカー直営店の色彩が強くなっています。日本でも最近は続々開発されている人気SCです。
定義は明確ではありませんが、SCの要素に加えてコミュニティの交流の場となる街づくりの延長線上にあるセンターです。
ライフソリューションと呼ばれる新生活提案型の感度の高い店舗で構成され、ジムや集会場なども併設されるケースが多くあります。
中心市街地再開発の決定打とも期待されていましたが、日米共に出店数は多くはありません。