写真付現地レポート!話題のアマゾン・ゴー

2017年初頭、米国シアトルに「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」の店舗がオープンすることが、アマゾンから発表されました。アマゾン・ゴーの店舗は既に完成しており、12月5日から同社の従業員のみを対象に試験的にオープンしています。

当社の社員が12月6日にシアトルで撮影した写真と合わせて、アマゾン・ゴーの詳細をご紹介します。

アマゾン・ゴーとは、レジでの精算が不要な新しいタイプの店舗です。事前に取得したアマゾンのアプリを利用して入口のゲートを通り、好きな商品を手に取って店を出ると、アプリ経由で持ち出した商品の精算が完了している、という仕組みです。アマゾンは「ジャスト・ウォーク・アウト(Just Walk Out)」と表現しています。レジを通さずに持ち出した商品の精算が完了する仕組みは、自動車の自動運転システムのカメラやセンサー、AIなどのテクノロジーを応用したものです。正式なオープン後は、アマゾンのアカウント、スマートフォン、アマゾン・ゴーのアプリがあれば、誰でも入店が可能です。

アマゾンは4年ほど前から、「レジの列に並ばず、精算もせずに買い物ができたらどうだろうか。カメラやAIの可能性を広げて、買い物客が好きなものを手に取って店を出るだけの店舗が作れないだろうか」と考えていたそうです。その答えが、アマゾン・ゴーであるとのことです。

試験的に営業されているアマゾン・ゴーは167u程のコンパクトな、コンビニ型の店舗です。シアトル中心地にあり、通りの角に面した店舗の2面の側壁はガラス張りで、店内の様子を見ることができます。取り扱う商品は食料品が中心であり、店内にキッチンも設置されています。レディー・トゥー・イート(Ready to eat)と言われる調理済みの食品が、朝食、昼食、夕食用に店内キッチンで作られ、販売されます。また、生活必需品のパンや牛乳と言った商品から、チーズ、地元で作られたチョコレートなどの嗜好品もそろえています。二人分の食事が約30分で作れるように食材がセットされたアマゾン・ミールキット(Amazon Meal Kit)など新しい商品も販売されます。

12月6日に店舗を訪れた際は、夕方ということもあり、店内でサーモンを使ったお弁当のようなレディー・トゥー・イートの商品が作られていました。入店することはできませんでしたが、キッチンや店内の様子を見ることができました。

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アマゾンの実店舗は、「アマゾン・ポップアップ・ストア(Amazon Pop-Up store)」と言われる、キンドルなどのアマゾンの商品を紹介する店舗や、現在3店舗がオープンしている「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」がありますが、食料品を扱う実店舗はアマゾン・ゴーが初めての取り組みです。また、アマゾンはインターネットで注文した商品の受け取りを専門にした店舗の建設をシアトルで進めていると、複数の米国メディアが伝えています。オンラインから実店舗の運営にも乗り出したアマゾンが、米国小売業にどのような影響を与えていくのか、今後もアマゾンの取り組みに注目です。

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