Amazonの新しい挑戦と「経営理念」

最近の米国Amazonにおける取組みで主要なものを抜粋してみました。

●B2B向けマーケットプレイスを開設(4/28)

実験的に3年間行っていた「アマゾン・サプライ」を「アマゾン・ビジネス」という名称に変え正式にスタートする事が決定。消費者がマーケットプレイスで感じる「便利&お得感」を法人分野でも実現させようとしています。
B2B向けのマーケットプレイスでも、1つの商品に対して複数のオファーが提示され価格比較が簡単にできます。このサービスでAmazonは紹介業の役割を担い、システムと物流管理だけを提供する仕組みとなっているようです。

Amazonが強みとしている物流管理システムと配送網を最大限に利用した仕組みであり、手数料収入のためローコストが実現できます。

●ホームサービスを開始(7/22)

このサービスはテレビの据え付けや部屋掃除、配管工事、電気工事、漏水の修繕など家庭内で必要になるプロフェッショナルな作業をアマゾンマーケットプレイスをプラットフォームとして商品展開をします。

業者の品質もAmazonが事前にチェックし判定してくれる上、ユーザが作業者の評価をつけられるため、良い業者をできるだけ安い価格で依頼することができるとしています。

●公共機関へのロッカー設置&デリバリーシステムを特許申請(8/19)

バスや電車などの公共交通機関にロッカーを設置し、その接近とともにユーザに通知されるという仕組み。停留所や駅で荷物が受け取れるという仕組みです。

まだ実現化はできていませんが、特許を取るという事によって誰にもマネされない独自の手法を得る事ができます。

上記はAmazonの取組の一部です。

常に新しいものへ挑戦を続けるAmazonのベースにはAmazon leadership Principles(リーダーの原則)という14の理念(信条)があります。

Amazon leadership Principles(リーダーの原則)はこちら
※Amazon公式サイトより抜粋

この中でも「Customer  Obsession(顧客満足を掴む事への執着)」が最も重要なものとされています。この大原則を礎に世界各国で、新しい取組を取組を続けるAmazon。

ドライブスルーのピックアップ専門店を作るという話もあり、ますます目が離せない企業です。

ご相談・お問い合わせ

03-6261-3563

イオンコンパス株式会社 
関東営業部

営業時間:10:00〜17:00
(土日祝は除く)