メルカドーナが好調な業績を発表(3/15)
スペインのスーパーマーケット市場でトップシェア(2023年末現在26.1%)を持つメルカドーナ(Mercadona)は、2023年度の年間売上が前年比で約15%アップの約355億ユーロと好調な結果だったと発表しました。
メルカドーナはスペイン国内で約1,620店舗と、ポルトガルで49店舗を展開してますが、スペインでの売上が約341億ユーロ、ポルトガルが約14億ユーロだったということです。
同社は2024年以降もスペインとポルトガルでの事業を拡大するために、今後5年間で50億ユーロを投資するということです。
2015年から22年にかけて温室効果ガスの排出量を38%削減することにも成功し、昨年1年間だけで224基の太陽光発電設備の増設に4,200万ユーロを投じるなど環境問題も積極的に取り組んでいます。
昨年1年間でスペインで約3,200人、ポルトガルで約1,800人の新規雇用も創出しており、総従業員数は約104,000人ということです。
因みにスペインにおけるスーパーマーケット市場のトップ3は次の通りです。
① メルカドーナ(Mercadona) 26.1%
② カルフール(Carrefour) 10.0%
③ リドル(Lidl) 6.3%
2位のカルフールはフランス、3位のリドルはドイツと、他国からの企業が入っているのが特徴となっています。
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