ホールフーズが自社ブランド商品を値下げ

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かつてWhole Foodsという店舗名からWhole Paychek(給料全額が飛ぶ)と揶揄されるくらい商品価格の高さで有名だったホールフーズ(Whole Foods Market)ですが、2017年にアマゾン傘下となって以降そのイメージの払しょくに力を入れて来ましたが、商品の品質を維持しつつ低価格を実現することは決して簡単ではありませんでした。

しかし先日長引くインフレ環境の中、自社ブランド商品の「365」の内880アイテムの価格を25%下げると発表しました。

近年ホールフーズ店舗では、値引きを表す黄色いタグを張り付けた商品が目立ってきてましたが、ここにきてさらに強力な価格削減を実施することにしたようです。

同社の「365」商品は、550以上の禁止食材、動物福祉基準、シーフード基準等全ての食料品で最高の品質基準規定を設定していることで知られています。 

ターゲット(Target)が牛乳、肉、パン、果物、野菜等約5,000品目の値下げを発表し、ウォルグリーン(Walgreens)も1,300以上の自社ブランド商品の値下げを断行、アルディ(Aldi)が約250のアイテムの価格引き下げ等の動きが目立つ中で、ホールフーズも価格訴求へのシフトを余儀なくされたかたちになったわけですが、かつての高額のイメージを完全に払しょくできるか注目です。

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