2026年2月13日配信のトレンドピックアップ記事「リドル(Lidl US)がマンハッタン3号店を出店へ:キップスベイ地区に都市型小型店」にて、リドル(Lidl US)の都市中心部における出店動向をご紹介しました。その後も同社はニューヨーク市場での出店を継続しており、2026年9月に州内で新たに2店舗を開業します。
Lidl Tappan
1店舗目は、2026年9月16日にオープンするタッパン店です。
◆店舗名:Lidl Tappan(営業時間:毎日8:00~21:00、住所:37 Route 303, Tappan, NY 10983)
タッパンはニューヨーク市の北側、ニュージャージー州との州境に近いロックランド郡に位置しています。同店はリドルにとってロックランド郡初の店舗となり、マンハッタンなどの都心部だけでなく、ニューヨーク都市圏北部市場への浸透を図る戦略的な出店です。
Lidl Staten Island
続いて2026年9月30日には、ニューヨーク市スタテンアイランドに新店舗をオープンします。
◆店舗名:Lidl Staten Island(営業時間:毎日8:00~21:00、住所:1545 Forest Avenue, Staten Island, NY 10302)
同区では、すでに島内中央部の283 Platinum Avenueに店舗を展開しており、今回の新店によってスタテンアイランド内での店舗網がさらに強化されます。
新店舗の魅力とNYでの出店戦略
両店では、リドルの強みである高品質なプライベートブランド商品、欧州を中心とした輸入食品、地元産を含む生鮮食品などを低価格で提供します。
店内で一日を通じて焼き上げるパンやペストリーも導入され、欧州から輸入した生地を使用した49セントのバタークロワッサンなどが人気商品となっています。※価格は2026年9月時点
また、2026年7月に米国で導入された新ロイヤルティアプリ「Lidl Plus」にも対応しており、購入金額に応じたポイント、会員限定価格、顧客ごとに設定されるクーポンなどを通じて、価格訴求と顧客の囲い込みを強化しています。
2026年2月のキップスベイ店に象徴されるマンハッタンへの都市型店舗出店を起点に、ブルックリン、スタテンアイランド、さらに北部郊外へと店舗網を拡大する動きからは、リドルがニューヨーク都市圏を重点市場の一つと位置付け、さらなる店舗網の強化を図っていることがうかがえます。