アメリカの食品小売業界誌大手「Supermarket News」が、調査会社Numerator社による興味深いデータを紹介しているので、共有したいと思います。
それによると、アメリカで大人気のオーガニックスーパーマーケットチェーンのホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)が、Amazonの傘下企業であることを知っているアメリカの消費者はわずか39%に留まったとのことです。
買収発表から9年近くが経過し、店頭ではプライム会員向け割引やネット注文、返品受付など、両社の連携がかなり進んでいます。それだけに、この「39%」という数値は、非常に意外な結果と伝えています。(調査は無作為に抽出された2,000人以上の消費者へのアンケートによるもの)
一方で、アマゾンとホールフーズの両方を利用したアメリカの世帯は1,700万世帯を超え、2019年比で55%増加しています。両社での日用品の年間支出額も、1世帯平均1,300ドル以上に達しています。
つまり、「利用面での結びつき」は確実に強まっている一方、「企業としての関係(資本関係)」は意外なほど消費者に認識されていないようです。実態と認知のギャップが浮き彫りになりました。
ちなみに、アマゾン傘下と知ったことでホールフーズへの印象がどう変わったかという問いに対しては、「良くなった」と答えた人が27%だったのに対し、「悪くなった」と答えた人は15%という結果でした。