世界最大のビジネス誌フォーチュン(Fortune)誌恒例の企業ランキングのうち、「世界で最も称賛される企業(World’s Most Admired Companies)」部門の最新(2020年)調査結果が発表されました。
ランキングは以下の通りです。
順位 |
企業名 |
業種 |
2019年順位 |
1 |
Apple(アップル) |
コンピューター |
1 |
2 |
Amazon(アマゾン) |
インターネットサービス、小売り |
2 |
3 |
Microsoft(マイクロソフト) |
コンピューターソフトウェア |
6 |
4 |
Walt Disney(ウォルト・ディズニー) |
エンターテインメント |
4 |
5 |
Berkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ) |
保険 |
3 |
6 |
Starbucks(スターバックス) |
フードサービス |
5 |
7 |
Alphabet(=Google) (グーグル) |
インターネットサービス、小売り |
7 |
8 |
JP Morgan Chase(JPモルガン・チェイス) |
金融 |
9 |
9 |
Costco Wholesale(コストコ) |
特殊小売 |
12 |
10 |
Sales force |
コンピューターソフトウェア |
14 |
※フォーチュン誌(Fortune)データより
11位以降の主な小売企業は以下の通りです。
順位 |
企業名 |
業種 |
2019年順位 |
18 |
一般小売 |
25 |
|
20 |
一般小売 |
20 |
|
21 |
特殊小売 |
21 |
|
22 |
一般小売 |
32 |
|
48 |
食品、ドラッグストア |
45 |
選考基準は例年通りで、今回対象となるのは、指定の52業界に属する企業のうち、全米の売り上げ上位1,000社と、100億ドル以上の売上を上げているアメリカ以外の企業500社です。
その中から、それぞれの業界の上位企業が全30か国680社に絞りこまれ、各業界のエグゼティブや証券アナリストたちによる投票で順位が決められました。
実際の集約は、グローバルコンサルタント企業であるコーンフェリーグループ(Korn Ferry)とフォーチュン誌の共同により行われており、選定基準は投資価値、経営の質、商品の社会的責任、有能な人材を惹きつける魅力等の9項目です。
1位のアップル(Apple)社は今回で13年連続の1位となりました。また、アマゾン(Amazon)は4年連続での2位となっています。昨年の2019年版のランキングが発表された後、世界有数の経済誌であるフォーブス(Forbes)の電子版は、2018年末〜2019年のアップルの業績不振の影響から、来年度(2020年版)は順位が入れ替わるだろうと予想していましたが、順位が入れ替わることはありませんでした。一方で昨年は34位に入っていた中国のアリババ(Alibaba Group Holdings)が、2020年版ではランキング圏外となっています。
世界で最も称賛される企業ランキングは、業績の動向や企業イメージが大きく影響するランキングであり、今後も注目していきたいと思います。
(2020.2.17配信/記事作成:イオンコンパス(株)営業推進課))
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