英国小売店の店員への犯罪が急増

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世界中の小売店舗における犯罪はここ数年大きな問題となっていますが、英国でも小売店舗における店員に対する犯罪が2023年度は前年比で50%も急増したというデータが発表されました。

英国小売業協会(BRC)の発表では、2023年度英国内の小売店での犯罪は一日平均で約1,300件発生したとのことで、前年比で約50%増えたということです。

セクシャル・ハラスメント、人種差別、暴言・脅迫、暴力等が主な内容ということですが、昨年英国の小売店はこのような店舗内の犯罪に対応するため、監視カメラ、ボディーカメラ等への投資額を2022年度の7億2,200万ポンドから12億ポンドに増やしたものの犯罪の抑止には繫がりませんでした。

また、万引きや強奪による犯罪も2022年の9億5,300万ポンドから18億ポンドに急増したということで、英国の小売店におけるトータルの被害額は2023年1年間で約33億ポンドになりました。

このような小売店舗での様々な犯罪は世界的な問題となっており、今後も注視していきます。

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