発表!2019年全米小売業売上高ランキング

小売業の様々なランキングの中でも毎年特に注目を集めているのがNRF(全米小売業協会)による全米小売業ランキング。

先日、2019年版が発表されましたのでご紹介いたします。

2019年

順位

昨年

順位

全米小売業売上高ンキング

売上高(全米)

単位(10億ドル)

1

1

ウォルマート

$387.66

2

3

アマゾン

$120.93

3

2

クローガー

$119.70

4

4

コストコ

$101.43

5

6

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス

$98.39

6

5

ザ・ホームデポ

$97.27

7

7

CVSヘルスコーポレーション

$83.79

8

8

ターゲット

$74.48

9

9

ロウズ

$64.09

10

10

アルバートソンズ

$59.71

11

12

アップルストアーズ/アイチューンズ

$47.27

12

11

ロイヤルアホールド・デレーズUSA

$43.80

13

13

ベストバイ

$39.19

14

14

マクドナルド

$38.53

15

15

パブリクス

$36.52

16

16

TJX

$29.59

17

17

アルディ

$28.78

18

19

ダラーゼネラル

$25.63

19

18

メイシーズ

$24.90

20

20

H-E-B

$24.02

21

21

ダラーツリー

$22.48

22

24

ベライゾン・ワイヤレス

$22.26

23

23

コールズ

$19.17

24

25

YUM!ブランズ

$18.63

25

26

マイヤー

$17.69

26

28

スターバックス

$17.41

27

27

エース・ハードウェア

$17.32

28

29

ウェイクファーン/ショップライト

$16.57

29

32

セブン・イレブン

$16.51

30

35

AT&T ワイヤレス

$16.41

2019年版のランキングのトップ10企業は昨年と変わらず、順位の入れ替わりのみとなりました。今回初めて2位となったアマゾンは、一昨年が7位、昨年が3位と順位を上げてきており、1位のウォルマートには及びませんが、小売業界では最も破壊力・影響力のある企業です。アマゾンはありとあらゆるベンダーやサプライヤーからの商品をオンラインと実店舗の両方で販売しています。さらに、アマゾンは電子書籍や出版物、デジタルミュージックやビデオ、ストリーミングエンターテイメントなど、目に見えない商品やサービスを販売しています。サービスの提供が小売業となるかについては議論があるようですが、売り上げの伸びているサービスの提供に小売業が進出することは多くの小売企業でありえることであろうとされています。

1位のウォルマートは、小売業界の王者であるために様々な取り組みを行っています。昨年から照明の照度を上げる、通路を拡大する、セルフチェックアウトを導入するなどの取り組みを行っており、今年は500店舗で同様の取り組みを実施する予定となっています。また、店舗清掃ロボット、対話型ディスプレイの設置、AIを活用した店舗棚の在庫管理のテストも行っています。

ランキング上位を守る企業も、積極的に消費者ニーズに合わせた取り組みを行っており、今後のアマゾンの成長と共に引き続き注目していきたいと思います。

(2019.07.16配信)

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