
アメリカのアマゾン(Amazon)はこのほど、食品・日用品分野の新たなプライベートブランド「Amazon Grocery」を発表しました。(アマゾン公式サイト)
これまで同社は「Amazon Fresh」「Happy Belly」など複数のブランドを展開してきましたが、今回それらを一本化し、わかりやすく統一感のあるブランド体系を構築するためです。
立ち上げ当初から1,000品目以上をラインナップし、乳製品・精肉・青果・冷凍食品からスナック・飲料まで幅広く展開し、多くの商品は5ドル未満の価格帯に設定され、手頃な価格と品質の両立を打ち出しています。
この新ブランドの目的は、分散していた既存ブランドを整理し、消費者がAmazonの食品PBを容易に見つけられるようにすることで、 パッケージはモダンかつ簡潔なデザインに刷新され、栄養表示や原材料を明確化し、プラスチック使用量削減など、環境配慮の姿勢も強調されています。販売はオンライン(Amazon.com)に加え、実店舗のAmazon Freshにて順次取り扱いを開始するということです。
アマゾンのプライベートブランド事業はここ数年で急拡大しており、2024年の売上は前年から約15%増と報告されています。