
昨年11月の弊社トレンドピックアップ記事「オンライン・グロサリー記録的売上」にて、2024年10月のアメリカのグロサリー売上に占めるオンライン売り上げが過去最大の105億ドルに達したという情報をご報告しました。
これは、アメリカの調査会社で小売業を対象としたコンサルティングも行っているブリック・ミーツ・クリック(Brick Meets Click)社と、オンラインでの食料品販売プラットフォームを提供しているマーケイタス(Mercatus)社が、共同で調査しているアメリカのグロサリー市場におけるオンラインショッピングのデータですが、2025年8月のオンライン・グロサリーの売上が改めて過去最高を更新し112億ドルに達したということです。
前年同期比でも14%増と大幅な伸びを記録しており、特にデリバリーが30%増、シップ・トゥ・ホームが19%増でしたが、店舗ピックアップは4%減でした。
ここで言うデリバリーとは店舗から直接即日または翌日にインスタカートやドアダッシュなどの専門業者によって配達するもので、シップ・トゥ・ホームとはUPSやUSPSなどを介する配送で、デリバリーは数時間から即日などの時短系、シップ・トゥ・ホームは常温品等を中心とした1~2日での配送ということです。