今年も発表!ホールフーズの2018年トレンド予測

11月6日、ホールフーズ・マーケットは自社のバイヤーと専門家による2018年のトレンド予測を発表しました。ホールフーズは毎年11月〜12月に翌年のトレンド予測を発表しており、米国のメディアも注目しています。同社の取り組みには、トレンドの発信者となることで、自ら「流行」を生み出す意図も感じられます。今回のトレンド予測のうち、いくつのものが実際のトレンドとなるでしょうか…?

 

ホールフーズ・マーケットの2018年のトレンド予測 トップ10

1

フローラル・フレーバー(Floral Flavors)

これまでも食用の花びらを使った商品はありましたが、2018年のトレンドは花を丸ごと利用し、お花のほんのりとした甘さと香りを生かした飲み物やお菓子になると予想されています。鮮やかなピンクのハイビスカスティーなどが具体例として挙げられています。

2

スーパー・パウダー(Super Powders)

粉末状の食品が台頭しています。具体的には、粉末状の抹茶やカカオ、ターメリックなどから、スムージーに使われるケールやハーブなどです。最近ではプロテインの粉末も一般消費者に人気が出ています。

3

機能性キノコ(Functional Mushrooms)

健康やダイエットに効果があるといわれるキノコを使った飲み物に人気が出ています。コーヒーやスムージーなどに成分を入れた商品や、ボディケア商品にも波及していきそうです。

4

中東料理(Feast from the Middle East)

これまでも中東の食文化は欧米の食文化に影響を与えてきましたが、2018年はより大きな影響があると考えられています。ハムス(ひよこ豆をベースにしたペースト状の食品)やピタ(円形のパン)だけでなく、更にディープな中東料理や調味料がトレンドになると予想されています。具体的には唐辛子のペーストをベースにした調味料である、ハリッサなどです。

5

トランスペアレンシー2.0(Transparency 2.0)

トランスペアレンシーとは、「透明性」という意味です。GMO(遺伝子組み換え作物)やフェアトレード、動物保護などに配慮した商品を提供することが重要になってくるとのことです。ホールフーズでは、2018年に以下の3つのことをはじめるとしています。1つ目は、持続可能な方法で漁獲されたマグロのみを使ったツナ缶を提供すること、2つ目は、店内すべての商品に対してGMOか否かの表記すること、3つ目は、ホールフーズで販売するすべての食品にたいしてカロリーを表示するようにすることです。

6

ハイテクと植物由来食品の融合(High-Tech Goes Plant-Forward)

野菜を中心とした食生活は以前から主流となっていますが、テクノロジーを使った食品も身近になりつつあります。具体的には代用肉(野菜など)を使ったハンバーガーや、マグロの代わりにトマトを使ったお寿司などが出てきています。ビーガン(絶対菜食主義)の方たちが食べているブラウニーやアイスクリーム、クレームブリュレなどもテクノロジーのおかげでとてもおいしいものになっています。ビーガン以外の方が食べても違いがわからないかもしれないとのことです。

7

パフ&ポップ・スナック(Puffed & Popped Snacks)

クランチ―・スナックは人気の商品ですが、テクノロジーの進化によって、様々な食材とお菓子の組み合わせが誕生しています。例えば、キャッサバ・チップス、海藻チップスなどです。また既存のポテトチップスも様々なジカマ(メキシコ原産の野菜の根)を利用するなど、進化しているとのことです。

8

タコスの進化(Tacos Come Out of Their Shell)

タコスは既にファストフードとして既に人気がありますが、最近では朝食やレストランのデザートにアレンジされたタコスも出てきました。今後ますます人気が高まりそうとのことです。

9

根から茎まで(Root-to Stem)

動物の「鼻先からしっぽまで」を食べることは、食物ゴミを減らすことにもつながっています。野菜や果物でも、根から茎、葉まで調理して食べようという取り組みがトレンドになると予想されています。具体的には、通常食さないスイカの皮をピクルスにして食すなどです。

10.

新しい炭酸水に乾杯(Say Cheers to the Other Bubbly)

今までのソーダのような甘味料を含まない、純粋な炭酸水に果物などのフレーバーがついている商品がトレンドになるだろうと予想されています。既に一部の商品には人気が出ているとのことです。

 

2017年にホールフーズが発表したトレンドのキーワードは、健康や環境に配慮した持続可能性につながるものでした。また、エスニックも大きなトレンドのひとつとして注目されていました。

詳細は以下のURLからご確認いただけますので、1年前のホールフーズによるトレンド予測が実際にトレンドとなったのか、ぜひご覧ください。

※参考:ホールフーズの2017年トレンド予測!日本食にも注目!

2018年もこれまでと同様に健康や環境に配慮した商品がトレンドになると予測されていますが、中東料理やタコスの進化なども新しいトレンドとして予測されています。

また、上記ランキングの原文が掲載されいるホールフーズのHPには、紹介しているトレンドに沿った商品が見られるよう、商品の詳細ページへのリンクがあります。文章だけではなかなかイメージのつかないトレンドも多いと思いますので、ぜひご確認ください。さらに、昨年までのリンク先はホールフーズやメーカーのページへのリンクでしたが、今年度はアマゾンの商品購入ページにリンクがつながるようになりました。ここにも、アマゾンの影響が出ているようです。

ホールフーズ公式HP:http://media.wholefoodsmarket.com/news/whole-foods-market-reveals-top-food-trends-for-2018

(2017.12.11配信)

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