注目!米国自然派食品の最新トレンド

2017年9月14日〜16日に、米国のワシントンDC近くのボルチモアで、「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・イースト(Natural Products Expo East)」が開催されました。このエキスポは米国の東海岸と西海岸で半年ごとに開催される、世界最大規模の自然派商品のトレードショーです。次回は2018年3月に西海岸(ロサンゼルス近郊)で開催される予定です。

米国メディアのスーパーマーケット・ニューが今回のエキスポで紹介された新商品のトレンドをまとめて特集していますので、いくつか抜粋してご紹介します。

ツリー・ウォーター(Tree water)

樹液からメープルシロップを作る際、採取された樹液の97%は副産物(水)として捨てられています。その副産物の水を、炭酸水に変え、「Asarashi」という商品で販売されているとのことです。オーガニック農園で作られたメープルシロップであれば、副産物として作られた水もオーガニック商品として認められるとのことです。

砂糖の代替品(Sugar alternative)

今年の健康に関する大きなトレンドとして、砂糖の代用品が注目されています。特にオーガニックのココナッツ・シュガーは、白砂糖の代替品として広く使うことが可能です。ココナッツは砂糖の代替品として以外にも、今年の大きなトレンドの一つであり、ココナッツヨーグルトも話題の商品となっています。

植物由来の食品(Plant-based fish)

野菜などの植物由来の食品を中心とした食生活が注目を集めています。日本でよく食べられている「こんにゃく」も、こんにゃく芋からつくられる、ヘルシーな植物由来食品の一例として取り上げられています。

乳成分を含まないミルク(Dairy-free milk)

牛乳に代わる商品も大きな食品トレンドとなっています。エンドウ豆やタピオカ、ジャガイモから作るミルクが取り上げられています。バニラ風味をつけたものなどもあり、常温で販売されています。

オーバーナイト・オーツ(Overnight Oats)

オートミールに牛乳などを入れ、一晩おくだけで翌日の朝食になる「オーバーナイト・オーツ」が話題になっています。エキスポでは1回分が蓋つきのガラスビンに入った商品も紹介されていたとのことです。

肉の代替品(Meat alternative)

ジャックフルーツが肉の新たな代替品として注目されています。バーベキュー用のお肉から、カレーのお肉まで代用できるとのことです。

飲めるスープ(Drinkable soup)

ジュースのような紙パックに入った歩きながらでも飲めるスープが発売されています。常温でも飲めますが、温めて飲むことも可能です。

米国へ行かれた際には、実際の店頭でぜひ、トレンドチェックをしてみてください。

(記事配信:2017.10.02)

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