アメリカに現在約1,100あるショッピングモールのうち、20〜25%が2022年までに閉鎖されるであろうという調査結果が、スイスに拠点を持つ世界有数の金融機関であるクレディ・スイス(Credit Suisse)社から発表されていますのでご紹介します。 同社はショッピングモールの閉鎖の大きな要因を3つ、以下のようにまとめています。
① ここ数年急速に伸びているオンライン・ショッピングへのシフト
過去1年間にアメリカ人の約96%がオンラインでのショッピングをしたというデータがありますが、それでも2016年度の全米小売売上におけるオンラインによるショッピングの占める割合はわずか7.7%です。 今後もオンラインでのショッピングの割合が増えていくことが確実視されている中で、モールからの客離れが更に加速することが予想されます。 以下は国別に全小売売上におけるオンラインの割合をまとめたものです。 (2017年、2018年は予測数値)
オンライン売り上げ比率14.4%
15.6%
16.9%
18.0%
12.0%
13.8%
15.5%
16.6%
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