前回のメールマガジン「競争激化でも売上を伸ばす!ウォルマートの価格戦略」では、アルディやリドルといったハードディスカウンターの躍進により、アメリカでも価格競争の大きな波が訪れようとしているとお伝えしました。また、そうした状況に対して、いち早く準備を始めていたウォルマート(Walmart)の戦略について特集しました。
ウォルマートが中西部から南東部の11州の約1,200店舗にて行ったプライスコンパリゾン・テストという価格調査について前回の記事の中で触れましたが、そのテスト結果を国際的通信会社であるロイター社の電子サイトが報告していますので、詳細をご紹介します。
同地区にあるウォルマートとアルディの店頭価格を調査した実態と、アルディの戦略についてもご紹介します。
◇以下は、代表的な商品の両社の店頭価格の比較表です。ウォルマートとアルディの価格設定が随分と拮抗していることがわかります。
ウォルマート(Walmart)
トマト(1lb.)
$1.14
バナナ(1lb.)
$0.47-0.59
ミルク(1gal.)
$1.08-2.10
バター(1lb.)
$2.88
コーラ(2ltr.)
$1.56
アルディ(Aldi)
$0.99-1.99
$0.44
$1.00-2.30
$2.68-2.89
$1.58
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