ジェイキューブ(J-CUBE)〜2012年4月オープン。ショッピング、レストラン、エンターテイメントが揃うSC

J-CUBE(ジェイキューブ)


2012年4月オープン。ショッピング、レストラン、エンターテイメントが揃うSC

MRT東西線と南北線が乗り入れる、ジュロンイースト駅前に2012年4月オープン。ジュロンイーストは、1961年から工業団地・ニュータウンとして開発が進められてきた西部最大の街で、MRTの東西線・南北線の乗換駅でもあります。大きなバスターミナルもあり、マレーシア・ジョホールバル行きのバスも出ています。以前は複合施設「ジュロン・エンターテインメント・センター」がありましたが、新施設はシンガポールのディペロッパー「キャピタモールトラスト」が所有、日本国内でも7つのSCを展開するシンガポールの企業「キャピタモールアジア」が管理・運営しています。

氷の塊をイメージした建物は、シンガポールの建築事務所RSPアーキテクツ社と、香港を拠点とする世界的な建築設計事務所Benoy社のコラボレーションによるものです。館内には、雨水利用タンクやアイススケート用水のリサイクルシステムなどの省エネシステムを導入するほか、消費電力量と節電量をリアルタイムに表示する掲示板も設置されています。また、屋上には各種イベントの開催が可能なステージが併設されたスカイパークの他、緑化庭園を併設するなど、環境へも配慮がされています。

建物は、地下3階地上4階建てで地下2階と3階部分が341台収容の駐車場、地下1階から地上4階の約2万平方メートルの商業スペースには、公式競技に対応可能なサイズのスケートリンク「The Rink」や郊外初のIMAXシアター、4Dシュミレーションコースターのほか、ファッションや日用品を扱うショップ、レストランなど116店舗(2013年7月現在)が並びます。テナントはシンガポール国内のほか、日本、韓国、台湾、タイなど各国の有名店が入居。日本からの出店企業は、シンガポール初出店のイタリアンレストラン「カプリチョーザ」、抹茶&日本茶カフェ「nana's green tea」、インテリア雑貨を扱う「フランフラン」などです。シンガポールの郊外型SCでは目新しさの感じられない一般的なテナントが入る事が多くありますが、アジア各国で人気を集めているテナントを誘致することで、他との差別化を図っています。3階のレストラン街はスケートリンクに併設しており、3階・4階部分が吹き抜けになっているため、スケートを見ながら食事を楽しむこともできます。460席のギャラリーを有するシンガポール最大のスケートリンクで、オリンピックなどの公式競技にも対応可能です。今後は、フィギュアスケートやアイスホッケーなどの国際的なイベントや大会も開催される予定です。

シンガポール最大のアイススケートリンク、シンガポール初上陸のブランドやショップの出店、日本から初進出のテナント誘致など、ショッピング、レストラン、エンターテイメントが揃った一歩進んだ郊外型SCとして国内外から注目されています。

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